2023年12月15日 (金)

BACK TO BASIC SERIES♯2山形民謡花笠音頭長井編ついに発売!

Hanagasaondo

話の長いタカシです。ご了承ください。

原発事故後数年はこのブログで溜飲を下げるべくやり場のない自分の怒りを愚痴のように書き綴っていました。でも原発事故に関しては自分にもその責任の一端はあるわけで、気晴らしになろうはずはありませんでした。ただ私が当時苛立っていたのは原発そのものよりも、この世界史的に見ても類例のない複合巨大災害を正面から受け止めず、矮小化し隠ぺいすることで何事もなかったかのように日常に戻ろうとする私たち社会の「不誠実さ」に対してであったように思います。

だからこそ「誠実」にこの事故を自分事として受け止め、正面から福島の復興に取り組もうとしている人たちとの繋がりを求めたのかもしれません。

 当時多くの避難者の方々と出会い、その方々の嘆きを数多く耳にしてきた自分のもとに一つの曲が届けられました。それはHEATWAVEの山口洋さんが歌う「冬の朝」という曲です。

 政治家や大企業の都合で推し進められる復興の陰で、気にも留められない私たちの気持ちに寄り添うように聞こえるこの曲に、それまで見たこともないような雪に囲まれて暮らす自分がどれ程支えられたことか。

 声なき声を表現するのが一流の表現者だとするのなら彼は間違いなくその一人で、それまで彼の作品に熱心触れていなかったことを後悔したほどです。

 音楽に支えられて日常を持ちこたえるとき思い浮かぶ音楽にブルースがあります。

アフリカ大陸から奴隷としてアメリカに連れてこられた黒人種の人達が生み出した偉大なる音楽で、大学時代その音楽と心情を理解したくて「リズム&ブルースsociety」なるサークルに所属していました。マディ・ウォーターズ、エルモア・ジェームズ、ロバート・ジョンソン、ジミーリード、、、でも私がそれらすべてを理解できたというと嘘になります。危機的な状況下に置かれた時、そんな人々が必要とする歌があることを心底理解したのは避難生活下の長井においてでした。

 山口さんの歌は間違いなく危機的な状況を持ちこたえる際の私にとってのブルースなのです。

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そんな歌の数々を生み出す山口さんから、今年9月に私たちが企画したコンサートを前に突然の依頼を受けました。それはBACK TO BASIC SERIES2(民謡深掘りシングル♯2)で山形の民謡「花笠音頭」を取り上げるから歌詞を教えて欲しいというものでした。でもできれば「甦る」のこととかを盛り込めたらいいと。私のオリジナル歌詞でもいいと。

 BACK TO BASICの取り組みに関心を持った私はオリジナル歌詞を書くことを即引き受けました。(ネイティヴの口頭伝承に関心があることと♯1の「こきりこ節」が異様にカッコよかったことが理由です。)

 山口さんの言によれば僕ら日本人にとってのブルースは民謡だということで(異議なし。)、この取り組みは黒人ブルースを核としてRock‘n roll、が生れたように、民謡を核とした僕らのRock‘n rollを編み出し世界に向けて発信しようという試みだそうです。

微力ながらこのシリーズに参加させてもらった私としては、私たちの怒りや嘆きを端緒とする純米吟醸甦る作りが、いつしか皆の喜びや希望に変わっていったように、その姿を盛り込んだ花笠音頭で皆が勇気を満たしてくれれば言うことはありません。そしてそれが口頭伝承として未来に伝わってくれれば。(勿論その横には純米吟醸「甦る」を!)

もしあなたが真の音楽好き、RockファンならこのBACK TO BASIC SERIESは大注目です。フォーク、カントリー、ゴスペル、ケルトミュージックなど多くのジャンルと結びついてきたRockがついに日本民謡とスタイリッシュにドッキングする瞬間を体感することが出来ます。

そしてそれに加え真摯に音楽に取り組み本質に迫ろうとする山口洋の誠実さに心打たれます。(だって稲刈りやり直す漢・山口洋だかんね!)

ポップでキャッチーな「砂山」も絶品です!

BACK TO BASIC SERIES2「花笠音頭&砂山」をみなさん是非聞いてください!

P.S. 

いつも私の背中を押してくれるフレーズはこれ。

ねじれた世界それが君のステージなら、空を見上げ君は君の歌を歌え。

                    by山口洋「焦燥のブルー」

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Add:〒993-0002山形県長井市屋城町1-40   

TelFax: 0238-87-1270 

携帯 090-3645-6745(村田)
E-mail:nanairogakusha@outlook.jp

2023年9月27日 (水)

MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵)終了!

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前回の記事でもお伝えした通り、先週末の9月23日(土)から翌9月24(日)にかけて「MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵)」が行われました。

昨年11月に行われた純米吟醸「甦る」の仕込み体験ツアーの第二弾ということで今回は稲刈り体験をツアー化したもの。「甦る」の製造工程を参加者の皆さんに逆にたどっていただき、酒造りやそれを中心とした町づくり、そして震災及び原発事故以降の私たちの「甦る」作りのこれまでをHEATWAVE山口洋さんを通じて多くの人たちに知ってもらいたいと企画したものです。

初日に行われた稲刈りは予定通り午後1時30分にツアー参加者、鈴木酒造の関係者、地元支援者、避難移住家族合わせて約70名が「甦る」田圃で風にたなびく「MY LIFE IS MY MESSAGE 磐城壽」と「甦る」の旗の下に集まり、そこにHEATWAVE山口洋さんがバイクで駆けつけるというところからスタートしました。

近年の気候変動の影響で過去に杭掛けして干した稲が水に流されそうになるという経験をしていたことから今回はそれを避けるためにコンバインを使用しました。が、なんとそのコンバインが途中で故障するというアクシデント見舞われ、作業を完結することができませんでした。

それでも予定より30分オーバーの2時間半、皆さわやかに汗をかいて笑顔で終了。その後のセントラルエクスタシー中央会館で行われた懇親会が盛り上がらないわけはありません。

翌日の24日(日)は長井の隣にある白鷹町文化交流センターAYu:Mにてオフィシャルツアーの企画の一つでもある「2023山口洋アコースティックライブ」が地元の観客も交え行われました。

実は昨年11月に同じ会場で行われた山口さんのライブの際に私はコロナに感染してしまいこの会場での彼の演奏を見ることが出来ませんでした。ステージ上では何度も「孝成仏しろ!」と山口さんから愛故の激励を受けていたとのことでしたが、成仏しきれず、地縛霊となって会場で皆さんをお待ちしていました。() 皆さん、脚見えました?

開会の挨拶代わりに動画を作成しましたが、やはり主催者代表の挨拶はするべきとなり急遽舞台挨拶となり、ライブ中には花笠音頭の歌詞を書いたという事で突然ご指名で歌う事になるなど冷汗を搔きっぱなしでした。とんでもない無茶ぶりです()

でも楽しかった!

ライブはどの演奏も素晴らしくて、花笠音頭で会場を和ませた後の「Blind Pilot」はやっぱりカッコイイ! 彼の生きざまと思想が全編にいきわたる彼にしか歌えない名曲だと思います。

ピアノの弾き語りのコーナーでは原曲はWorld Partyの「She’s the one」とHEATWEVEの名曲「Carry on」2曲のバラードがメドレーで歌われ、アコースティックでありながら観客の心を掴んだり、飛ばしたり、緩急自在に操る技量は流石でした。また、「Carry on」は避難生活を続けていた私たち家族が長井に中古物件を見つけ移住を決意したところ、このブログに張り付けた最初のHEATWEVEの曲だったこともあり感慨ひとしおでした。

最後に前回同様長井アルカディア観光の芳賀くん、鈴木大介社長はじめ鈴木酒造店長井蔵のみなさん、スナック夜汽車の青木ママさん、なごみ庵の菅野ちえさん、高橋さん、けん玉ひろばSPIKEさん、ツアーグッズを制作提供してくださったKさん、長井グリーンツーリズムに関わるすべてのみなさん、ご苦労様でした。長井の魅力を存分に伝えていただきました。ありがとうございました。

そして遠方から近隣まで、このツアー、コンサートに参加していただいた多くの皆様にこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(参加者には入場の際山口さんが制作してくれた山形県の民謡「花笠音頭」のCDと鈴木酒造の大介さん手作りの缶バッチが配られましたが、このセットはレアものですよ。)

また、今回のライブをYoutube配信してくれたIinstant Studioの若いスタッフのみなさん、自分が古い人間だと良い意味で思い知らされたよ、君たちには。今回の経験を絶対に次に活かしてくれることを願っています。ありがとうございました!

最後に、最大限のリスペクトと感謝を、日本ロック界のジョナサン・リヴィングストーン 山口洋氏と音響の魔術師佐藤ヒロユキ氏に。

おしょうしなっし!

                                                   主催者代表 村田孝

 

 

 

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2023年8月27日 (日)

「MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵)」のご案内NO2

 

山口洋アコースティックライブ

MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵)」のご案内

この度、山形県白鷹町文化交流センターAYu:Mにて山口洋アコースティックライブ「MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵)」を開催することと致しました。

山口氏は1978年に自身が結成した「HEATWAVE」で1990年にメジャーデビューを果たして以来、人々を力づける彼の楽曲は幅広い世代から共感を集め、あいみょん、矢井田瞳、ミスター・チルドレンの桜井和寿、SUGIZO(LUNASEA/XJAPAN)、TOSHILOWBRAHMAN)など、名だたる有名メジャーアーティスト達が彼の楽曲をカバーし、彼への称賛を惜しみません。

特に1995年に発生した阪神淡路大震災の際、ソウルフラワーユニオンの中川敬氏と共作した「満月の夕(ゆうべ)」は現地被災者と神戸の復興を願う多くの日本人を励ました彼を代表する楽曲のひとつとなっております。

また2011年の東日本大震災においてもその後の被災地支援を通じて被災地に勇気をもたらしたその様子が2015117日にNHKにて「満月の夕(ゆうべ)~震災が紡いだ歌の20年」としてドキュメンタリー番組が制作されています。(現在YouTubeにてご覧いただく事ができます。)

2020年に長井市を訪れた山口氏とひょんなことからご縁を結んだことをきっかけにこの3年親交を温め、今回は村田が長井市に避難移住して以来12年以上取り組んでいる復興支援酒「純米吟醸甦る」(鈴木酒造店長井蔵)の酒米作りに共感していただいたことから、山口氏が東日本大震災直後から主催する福島県復興再生プロジェクト「MY LIFE IS MY MESSAGE」との共催という形になりました。私たちの取り組みを全国に紹介したいと稲刈り体験とライブを中心としたオフィシャルツアーが組まれ(ネット発表後即満席完売)、当日のライブ演奏はHEATWAVEのアカウントを使ってインスタライブとして全国のファンに中継される予定です。

 

彼と親交を結ぶ中で、各地で災害が発生しそれにコロナも重なるという状況の中、一地方の小さな町の中に暮らす人々の胸にも彼の歌声を響かせたい、届けたいという想いが今回の開催のきっかけとなっています。

「身近な人を思いやる気持ちのささやかな積み重ねの果てにしか奇跡は起きない」ということを彼の歌を通して皆さんにも感じていただければ幸いです。是非コンサートにお越しください。

                                                                七色学舎代表  村田 孝

                                                記

                                山口洋アコースティックLive

      「MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵)コンサート」

       開催日:9月24日(日)      

       場所:山形県白鷹町文化交流センターAu:M(あゆーむ)

       開場:午後200

       開演:午後230

       入場料(チケット)全席自由:前売り5,000円 当日5,500円 高校生まで2,000

       申し込み:公演事務局/お問い合わせ 

       TEL090-3645-6745「七色学舎」(村田孝)hopi1809@xa2.so-net.ne.jp

       チケット取り扱い(市外局番0238):

       道の駅「川のみなと長井」観光案内所(やまがたアルカディア観光局)88-1831

       音楽アズム館84-3111

       七色学舎(090-3645-6745)

       葉っぱ塾(090-5230-8819)

        Ayu:M(あゆーむ 0238-85-9071)

 主催:山口洋コンサート実行委員 共催:MY LIFE IS MY MESSAGE 

 後援:葉っぱ塾 中央会館 鈴木酒造店長井蔵 協賛:長井グリーンツーリズムネットワーク

 

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TelFax: 0238-87-1270 

携帯 090-3645-6745(村田)
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2023年8月20日 (日)

MY LIFE IS MY MESSAGE×磐城壽(鈴木酒造店長井蔵)のご案内

2023

来月923日(土)に鈴木酒造店長井蔵が醸す「純米吟醸甦る」の酒米「さわのはな」の稲刈り作業が行われる予定です。そしてこの稲刈り作業を含め、翌24日(日)白鷹町文化交流センター(あゆーむ)にて行われる「山口洋アコースティックライブ」までが、やまがたアルカディア観光局によって「山口洋/MY LIFE IS MY MESSAGE甦る稲刈り編」と題してオフィシャルツアー化されています。(既に催行人数満席とのこと!)

山口洋さんは昨年11月、甦るの仕込み作業にツアー客とともに参加してくれ、その後の懇親会を経て翌日には2時間以上に及ぶ素晴らしいライブ演奏を披露してくれました。今回は酒造工程を一つ繰り上げ、山口さんとの稲刈り作業やライブを中心に長井の名店を巡り、長井の秋をツアー参加者の皆さんに満喫していただこうという企画です。

更に今回は山口さんが2011年の東日本大震災&原発事故直後から主宰する「MY LIFE IS MY MESSAGE」と名付けられた福島復興支援プロジェクトとの共催となっております。これは震災の翌年からNPO法人レインボープラン市民農場の協力を得て継続してきた鈴木酒造の復興支援酒「甦る」作りが震災後の理想的な地域活動で是非多くの人に知ってもらいたいと申し出を受けたことによるものです。なんとライヴの模様はHEATWAVEのオフィシャルアカウントでインスタライヴ中継も行われるとのこと!

もちろんツアーに参加せずともライヴのみ参加も可能です。

多くの人の参加をお待ちしております!

 

今年も最高の音楽に触れよう!

【山口洋アコースティックライブ2023】

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チケット絶賛発売中です!

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9月24日(日)

・開場:午後2時〜

・開演:午後2時30分〜

・場所:山形県白鷹町文化交流センター「AYu:M(あゆーむ)」

・申し込み・お問い合わせ:

 公演事務局 090-3645-6745(七色学舎|村田孝まで)

 メールアドレス:hopi1809@xa2.so-net.ne.jp

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チケット販売所:

・道の駅「川のみなと長井」観光案内所

 (やまがたアルカディア観光局 0238-88-1831)

・音楽アズム舘(0238-84-3111)

・七色学舎(090-3645-6745)

・葉っぱ塾(090-5230-8819)

・Ayu:M(あゆーむ 0238-85-9071)

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前売りチケット:5,000円税込(全席自由)

当日チケット:5,500円税込(全席自由)

高校生チケット:2,000円税込(全席自由)

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オンライン決済も可能です!

https://checkout.square.site/.../LPUSQTKKZV5UB6D64GFB2JHM

 

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2023年8月15日 (火)

2023 七色学舎夏季合宿 桧原湖畔 松原キャンプ場 in 裏磐梯

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10日(木)、11日(金)に毎年恒例の夏季合宿を実施しました。毎年恒例といっても昨年は事前にスタッフ参加者にコロナ感染者が出て中止、一昨年は県内隣町で実施、その前年はコロナ発生で全国的な自粛ムードに飲み込まれ実施せず。なんと4年ぶりの松原キャンプ場での夏季合宿となりました。

松原キャンプ場は私が震災前お世話になっていたいわき市の某学習塾で利用したことがあり、このキャンプ場を利用する際の下見として同僚数人と訪れたのが最初の利用でした。その時連れ歩いた当時3歳と1歳の娘と息子がそれぞれ高1、中2になって今回参加した事を考えると時の速さとご縁の深さを感じます。(そういえば2日目に蒔絵体験で訪れた木之元漆器店もその時が初下見でした。)

前々回の大人のためのレベラルアーツで丸尾さんが「原始人として生きる時期が大切」というような事をお話してくれましたが、私も全く同じ事を考えていて、原始人としての体験をなぞり十分に体験したうえでのデジタル・ツール使用だと思っています。原発事故後に実感したことは人間として当たり前の感覚を備えた者がテクノロジーを扱わなければならないというシンプルな事で、身体性の伴わない知識や技術は私たちに幸福をもたらさないという事です。

長井で学習塾を主宰する際に単なる学習指導だけでなく、夏季合宿、農作業体験、文化企画などの活動も行っているのにはそんな理由があります。

ただ勉強ができる人間のみを優遇した結果日本は現在この有様です。

自然を肌で感じ取ることで自分もその一部であることを実感したり、危険と隣り合わせの自然の中で勇気を奮う場面と出くわしたり、そんなことで子供たちが覚醒していく姿をこれまで何度も見てきました。そしてそれを土台にして日々の学習があって欲しいのです。

松原キャンプ場とてまるっきりの自然ということではありませんが、ロープジャンプをしたり、カヌーで湖上を漕ぎ出すことにも勇気が試されます。また今回キャンプ場からのご厚意で肝試しを実施した際にも真っ暗闇の中を数名のみで歩かされるというのは子供たちにとって大変な冒険だったように思います。そこで何を見たのか、何を感じ考えたのかを私のようなものに語って聞かせる事はネイティブ・アメリカンの間でヴィジョンクエストと呼ばれる大人になるための通過儀礼の応用です。

課題も多く見受けられましたがそれはスタッフと共有してこの夏季合宿を今後もより良いものにしていきたいと思います。

4年ぶりに本来の自分たちの合宿を再開できたこととても嬉しく思います。

参加してくれた塾生のみなさん、送り出していただいた親御さん、運転手を務めていただいた我妻さん、荷物を運搬してくれた仁君、松原キャンプ場、木之元漆器店の皆様ありがとうございました!

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2023年7月24日 (月)

待ったなし~大人のためのリベラルアーツから

七色学舎の教室を使って2021年の3月から月1回のペースで行われている連続講座「大人のためのリベラルアーツ」 先週の土曜日(722日)に14回目の講座が開かれました。

途中ペースを崩した時期もありましたが、6月から再開し、前回611日第13回講座は現在山形大学の「アントレプレナーシップ教育研究センター」というところで、産官学連携研究員として働いておられる丸尾徹さん、そして今回が元美術系大学受験指導予備校「やまがた芸術倶楽部」代表で現在県立高校3校で美術科非常勤講師をしておられる喜早洋介さんのお話でした。お二人とも人材育成・教育に関わる大事なお話をしてくださり、講座終了後の参加者との対話もとても充実していたように思います。いずれも子供や若者に関わる話なので職業柄私も興味深く聞かせていただきました。

まず「物事を『自分事』にする大切さとその心構え」というテーマで丸尾さんがお話してくれたのは起業家精神と翻訳される事が多い「アントレプレナーシップ」の事で、しかし実はそのような翻訳に留まる概念ではなく

・妄想し、それを何とか形にできないか、思いを巡らすマインド・世の中の決まった仕組みを気にしないこと・無限に「試行」し続けること・起業意思の有無に関わらず、自ら枠を超えて行動を起こし新たな価値を生み出していく力 を指す言葉だとの事。そしてそのようなマインドと力を携えた人材をどのように育てていくのかという事。

一方「地方の衰退って学校がつくっているんじゃないの?」をテーマに先週末の喜早さんがお話ししてくれたのは、あらゆる問題が噴出している昨今の社会状況の中でそれを生き抜く子供たちを育むために学校をどのように変えていくべきかという事。

・学校も多様な価値基準を・新卒採用の廃止・転職者を高待遇で迎え入れる・正しい生徒会を育てる・教育予算を増やす・部活に代わる課外活動の形を考える等多くの提言がありました。

2人のお話に共通しているのは、これまでのように前例踏襲のやり方ではもう社会は立ち行かないところまできていて、何とかするためにはやはり教育の在り方を根本的に見直す、作り直すということです。塾屋の私が言うのも変ですが、世界一の学力レベルを誇るフィンランドや、「学校の当たり前をやめた」で知られる工藤勇一先生が取り組んだように、宿題をやめテストをなくし、個々の子供たちの夢の実現のために本気で周囲の大人たちが多岐にわたる分野で力を貸すという体制を整えるしかないように思います。

 昨年このブログで取り上げた時の不登校者の数は全国で19万人でしたが、今年に入って更に増え現在24万人と伝えられています。もう、待ったなしだと思うのですが。

 (家庭における子供への接し方にも課題があるように思いますがそれについてはまたの機会に考えを記載させていただきます。)

 

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2023年7月11日 (火)

2023 夏期講習会と夏季合宿のおしらせ

 

七色学舎から2つの夏のお知らせ

1. 中学生、7/31日(月)より夏期講習会スタート!

3生は受験に向けての基礎固めとして当塾オリジナルの暗記集を使った講習会。

中1・2年生は1学期の5教科を総復習する講習会となります。

最終日の819日(土)には山形県もぎテストがあります。

日時 7/31(月)~8/19(土)までの土日、お盆休みを除く11日間(計30時間+もぎテスト)

3生: 13001600 (13時間)

1~中2生: 18302130 (13時間)

費用 26,000円(テスト代含)

2. 夏季合宿参加者募集!

  ここ数年コロナ禍で思うように実施できなかった夏季合宿でしたが、今年はこれまで行ってきたなかで最も人気が高かった福島県裏磐梯檜原湖畔「松原キャンプ場」http://www.urabandai-camp.com/
での湖水浴&キャンプ料理作りを中心に五色沼散策や会津蒔絵体験なども織り込み実施いたします。塾生のみならず、塾生の友達や親子での参加も受け付けますので奮ってご参加ください。

日時 8/10(木)・11(金)の2日間

場所 福島県裏磐梯檜原湖畔「松原キャンプ場」他

参加費用  一人18,000円

尚詳しい内容につきましては塾もしくは村田の携帯までお問合せください。

 

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2023年6月 5日 (月)

オーナー田圃で田植え体験

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昨日は七色学舎としてオーナーになっている葉っぱ塾の田植えに参加してきました!
2008年からスタートしたという葉っぱ塾の「オーナー制米作り」には千葉、埼玉、福島など県外から、さらには米沢市、山形市の方々もオーナーとして田植えや稲刈りに参加し、オーナーは自ら食べる無農薬米の生産に参加しながらお米を購入するという取り組みです。
震災、原発事故をきっかけに農のある暮らしに近づきたいと長井に移住した私ですが、葉っぱ塾の八木さんと知り合い、数年前からこの取り組みに個人的にも塾としても参加しています。
ここ数年はコロナ禍ということもあり、塾として企画している農作業体験も遠慮気味のお知らせでしたが、今年は案内を紙媒体でもLINEでもお知らせしたところ、塾を利用していただいているMさん兄姉妹とお母さんが参加してくれました!ありがとうございました!
強風の中県内外から集まった多くの人たちと一緒に手植えで田圃を緑に変えていくのは小学2、3、5年生には貴重な体験だったと思います。
このような農作業を体験することの意義や、オーナー制度を使ってでも暮らしを農に近づける大切さについては作業終了後の食事の時間に主宰者の八木さんがお話ししてくださいました。
参加者が各自自己紹介をする中で
「田圃の中に素足をいれて、気持ち良いと感じるか気持ち悪いとかんじるかでその後の人生は随分違う。子供たちには良いと感じる大人になって欲しい。」と長年この取り組みに参加されているOさんからのお話しも印象に残りました。
このような取り組みが多くの場所で開催され、多くの方々が参加されることを願います。
今後も塾を利用されているご家庭、塾生に参加を呼びかけていきたいと思います。
参加していただいたMさんご家族、八木さん、遠藤さん、多くのオーナーの皆様、今年も宜しくお願いします!

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Add:〒993-0002山形県長井市屋城町1-40   

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2023年3月14日 (火)

奇跡の2日間

 

先日の土日、3.11を福島県浪江町で、3.12を長井で大変貴重な時間を過ごす事ができて、まだそれを言葉にできないでいます。何か別な大きな力に動かされていることを感じさせられるそんな奇跡のような2日間でした。

12年前カタストロフを引き起こした福島第一原子力発電所の僅か数キロしか離れていないところで、亡くなられた方々を弔うために日本中から集まった方々と同じ時間を過ごし、その後は美酒に酔い縁を深める。こんなことができるなんて12年前には思いも及びませんでした。不屈のスピリットでそれを可能にした鈴木大介社長率いる鈴木酒造店の皆様をはじめ、今回のツアーと新酒会にお集まりいただいた皆様、この12年の間にお力添えいただいた多くの関係者の皆様に心より感謝致します。ありがとうございました。

 大変遅れて恐縮ですが、昨年末、2023年新年の挨拶として長井市福祉協議会からの依頼で書いた文章を掲載します。拙文ではございますがここ最近の思いをまとめたものとなっておりますので、お時間があればご一読ください。

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新年あけましておめでとうございます。

卯年の2023年が幕を明けました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。卯年は「飛躍と向上」の年と言われていますが、私が真っ先に思うのは、あの東日本大震災および原発事故が起きた2011年も卯年であったことです。あれから干支でひと回りの12年が経過したわけですが、そんなにも長い時間が過ぎたのかと思う気持ちと、そうであるにもかかわらず当時抱えた思いが翳むことなく自分の胸に刻まれているという複雑な心境で新年を迎えております。

10年前から2年半NPO法人レインボープラン市民農場で福幸(ふっこう)ファームという名の農地の世話人を任されていました。その時、その農地で共に働いた避難者の方々との間のスローガンは「復興は復元ではなく転換」というものでした。効率優先、経済優先のそれまでの私たちの生活スタイルが招いたカタストロフが原発事故である以上、原発に支えられたそれまでの暮らしや社会の在り方を、単に復元する復興ではなく、地球をも一つの生命体と考え、あらゆる生命を優先とする姿での復興こそが私たちが果たすべき復興と願ったからです。

しかし、残念ながら自分も含めて私たち日本人、人類がマインドセットを変えるためには12年では足りなかったようです。近年のコロナ禍で同調圧力を強める社会の在りようや原発再稼働のニュース、邪教と結びついた金と権力の問題、ウクライナ戦争に端を発した世界の軍事化に流される私たちの国の軍事費増強のニュース等、震災前から燻っていた問題を温存し復元した現実世界の中で「復興は復元ではなく転換」は今なお有効な言葉と考えます。

さて、新年早々暗く大げさな話をしてしまったかもしれませんが、純米吟醸「甦る」の生産活動を事業の中心に据えた「きびたき長井甦るの会」はその対極に位置するものです。そしてこれからもそうあり続けたいと思います。「循環」「土は命のみなもと」「ともに」のレインボープランの理念のもとに生み出された酒米「さわのはな」が鈴木酒造店長井蔵において蔵人の尽力と微小な麹菌の生命の働きで美酒に生まれ変わる姿はその象徴です。

私と鈴木酒造店の鈴木大介さんが共同代表を務める「きびたき長井甦るの会」は会員の親睦と長井市民、かつて長井に避難されていた方々との交流を目的としております。一昨年からは著名なロックミュージシャンの山口洋さん(HEATWAVE)や写真絵本作家の小寺卓矢さんも賛同を表明してくださり、願わくば全国の甦るファンや動植物を含めたすべての生命を愛する方々にも会員になっていただき、大きな輪を結んでくれたならと思います。そして毎年のこの事業の締めくくりである3月の「甦る新酒会」では多くの人と生きていることの喜びと美酒に酔いしれたいと思います。是非皆さん奮ってご参加ください。

本年が皆様の「飛躍と向上」の年となり、幸(さち)多からんことを祈念し、新年のあいさつとさせていただきます。                          

                                                                  きびたき長井甦るの会共同代表 村田 孝

※なおこの事業は一昨年より復興庁の被災者支援総合交付金(心の復興事業)に採択されております。

 

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Add:〒993-0002山形県長井市屋城町1-40   

TelFax: 0238-87-1270 
E-mail:nanairogakusha@outlook.jp

 

2022年11月22日 (火)

山口洋アコースティックライブ「Don‘t Look Back コンサート」を終えて

去る20221120日(日)、山形県白鷹町文化交流センターAYu:Mにて山口洋アコースティックライブ「Dont Look Back コンサート」を開催し、現在参加された方々からのSNSや山口さんのブログに寄せられた感動と賞賛のコメントを読ませていただいているところです。今回のコンサートはオフィシャルツアー2日目の最後を飾るものでもあり、前日の鈴木酒造店長井蔵における純米吟醸「甦る」の酒仕込み体験を山口洋さんとともに行うという企画が背景にあります。だから参加していただいた方々のコメントから、コンサートのみならず、長井の人や自然や水、鈴木酒造、なごみ庵、長井アルカディア観光局をも含めて満喫していただいたことがリアルに伝わってきてそれが嬉しいです。

しかしながら、今回多くの人にこの企画に参加してもらおうとSNSを通じて当日ぎりぎりまでこのコンサートの告知等に力を注いできたものの、なんと土壇場で自らが新型コロナウィルスに感染するという全く予期せぬ事態に陥り、実行委員長として何もできませんでした。山口さんにも、日本中(北は北海道から南は神戸尼崎)からお集まりいただいた方々にお目にかかることができませんでした。直接お会いしてお礼が言いたかったのですがそのことが心残りです。

今にして思えば2020年の夏に自動車学校に通う山口さんを私が訪ねたのは単なる偶然ではなかったと理解できます。何かに突き動かされて何かを行うという経験がこれまでにもいくつかあり、それは多分神様仏様(ガネーシャ?マザームーンじゃねえよ、絶対に)に使われている時なのだと思ってきました。

私がとった些細なアクションがバタフライ・エフェクトとしてここまでの繋がりを持てたことにはきっと何か理由があるはず。私はそれを見届けたいと思います。

(今回はいよいよはじかれたのかな?などと思いつつも、またいつでも使ってください、とコロナ明けの本日、空につぶやく村田なのでした)。

今回私不在などものともせずこのツアーを成功まで導いてくれた長井アルカディア観光の芳賀くん、鈴木大介社長はじめ鈴木酒造店長井蔵のみなさん、なごみ庵の菅野ちえさん、高橋さん、ご苦労様でした。長井の魅力を存分に伝えていただきました。ありがとうございました。

また、葉っぱ塾の八木さん、中央会館の村田会長&社長、日野の双子の博兄、甥の光、佳子さん、中里くん、このコンサートをきっかけに縁を深めることになったConcept Crossdesign Community代表金子裕行さん、我が家がコロナ禍にありながらも今回のイヴェントに対し微塵も不安を覚えなかったのは皆さんのおかげです。ありがとうございました。

そして遠方から近隣まで、このツアー、コンサートに参加していただいた多くの皆様、友人たちにこの場を借りて心より感謝申し上げます。ありがとうございました!次は3.11にお会いしましょう!!

最後に、最大限のリスペクトと感謝を、Great soul brother 山口洋氏と音の魔術師佐藤ヒロユキ氏に。

God only knows what I’d be with you ! この次こそお会いできること楽しみしております。ありがとうございました!

 

                                 復興は続く 七色学舎 村田孝

 

 

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«It ain’t over.