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2011年12月 5日 (月)

“脱福者”のつぶやき

            


http://www.thefuturetimes.jp/archive/no01/fukushima/

※映像は長井市のレインボープランを紹介したもの。
その下のURLは福島県からの声をまとめた電子新聞から。「いわき市在住夫40代、水戸避難中妻30代」は友人夫妻のもの。いわき市が抱える問題がよく見える。是非ご覧下さい。


原発事故の影響で地域内の作物が地域外の消費地で売れず「風評被害」に苦しむ我が故郷。
一方、生ゴミを有効な地域資源としてそこから堆肥を作り、地域内の循環型農業を実践する長井。

「生ゴミから堆肥」はできないとしても、いわき市もいっそ開き直って農作物を地域外には出さず、ND作物であれば地域内でのみ循環させることにしたらどうだろう? 

そのためには食品の検査体制を充実させる必要があるが…。

出荷側でも測り、販売側でも測り、消費する側でも測る。そこまでの体制を市民が一丸となって築き上げた上で、そのフィルターをクリアしたものを安心して食べる。

長井市の人たちが「健全な堆肥」を作るための「生ゴミ分別」に他の自治体住民にはない「ボランティア精神」を発揮していることを考えれば、ある程度の手間は覚悟しなければならないだろう。

(それが子供を守ることになるとなれば、それは「ボランティア精神」どころではなく、日々の戦いなのだから。)

だが、それを積み重ねていけば、いつか「むしろ、他県産のものより安心」という自信が市民の中に芽生え、それが徐々に地域外に伝わり、放射能汚染を乗り越えた本物の食材として「いわきブランド」が確立するはずだ。

もしそれができれば、「風評被害の払拭」以上のものをいわきは手にすることができる。

そんなことをふと考えた。

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