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2012年1月16日 (月)

雪間の草の春を見せばや

       

岡倉天心の「茶の本」には千利休が藤原家隆の“花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや”を好んで引いたと記されている。

私はこの時期の受験生たちに激励の意味を込めてこの歌を送ったことがあるが、今年は自分自身と私についてきてくれた家族、そして慣れない雪国で避難生活を余儀なくされている福島県人たちに送ろうと思う。

“花をひたすら待ちのぞむ人に、私は見せたい、雪積む山の萌え出でんと苦闘する芽の中にひそむ満開の春を”

原発を呪ってばかりもいられない。次の春には私たちは一歩先にコマを進めなければならない。

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