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2012年3月

2012年3月28日 (水)

“絆”循環プロジェクトスタート!

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3/28(水)PM13:30〜15:00
竹田理事長のハウスにてレインボープラン発福島県避難者農場の仕事始め。
まずはキャベツ・レタスの播種作業からです。竹田理事長、横山事務局長の指導のもと福島市から避難して来たSさんご家族(お母さんと娘さん二人)と私の家族(私を含め義母と娘と息子)で行いました。大人は勿論子供たちも大活躍。トマトハウスの中は温かく子供たちは最後は下着になってお手伝いしてくれました。受粉用にトマトハウス内に放たれたクロマルハナバチも「ブンブン」と音をたてて応援してくれました。みな気持ち良い汗をかいて楽しかったと言ってくれました。 避難者の方々は皆それなりに事情を抱えていてなかなか一度に集まることができないのですが、まずは今ある戦力でどこまでできるかやってみます。(意外にも避難者のお子さんたちが乗り気です。なぜかそれを見ると泣けてきます。そしてこんな歌詞の一説を思い出しました。“若い世代の君たちには、年老いてゆくという恐怖は理解できないけれど、先輩たちは感じているんだ。だから君の若さで、先輩たちの手助けをしてやっておくれ。先輩たちは死ぬまで真実を追究するものだから…”)
これからも宜しく!

             

2012年3月24日 (土)

野田首相はビートルズ発言を即刻撤回せよ!

             


1%の富裕層のために原発再稼働とTPPを押し進める野田首相はビートルズの側にはいない。
TPPに関して「レノンがアメリカでポールが日本」なんてこの人の言葉のセンスのなさは国辱ものだ。ベトナム反戦を唱え、永住権を獲得するためアメリカと戦い、CIAに謀殺されたとも言われるジョン。きっと空の上で怒っているにちがいない。

野田首相、あなたはレノンに罵られる側の人間だ。
世界中のビートルズファンを敵に回すような発言は原発再稼働&TPP推進と共に即刻撤回せよ。

Gimme Some Truth(真実が欲しい)
           byジョン・レノン(&ビートルズメンバー)

こちこちの近眼でケチな偽善者どもが
言うことは聞きあきてうんざりだ、まったく気色悪い
俺が欲しいのは少しばかりの真実だ
本当の事を教えてくれ!

ノイローゼで頭のおかしい豚野郎の政治家の本は
もううんざりだ、
俺が欲しいのは少しばかりの真実だ
本当の事を教えてくれ!

たったポケット一杯の希望を餌に
腹黒い狡猾でのろまで支離滅裂な野郎が
俺を赤ん坊扱いにして丸めこめるわけがない!
麻薬を買う金で
縄を買うお金で

おちょぼ口で恩着せかましく小児病の熱狂的愛国主義者のしていることを
見ると俺は死ぬほど気分が悪くなる
俺が欲しいのは少しばかりの真実だ
本当の事を教えてくれ!

精神分裂症で利己主義で偏執狂のプリマドンナの見せる様は
俺は見あきてうんざりだ
俺が欲しいのは少しばかりの真実だ
本当の事を教えてくれ!

訳:半兵衛

2012年3月19日 (月)

“絆”循環プロジェクト

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“福島からの避難者が福島を救う”と題した「絆循環プロジェクト」なる事業を立ち上げることとなった。長井市のレインボープランの理念に倣い、NPO法人レインボープラン市民農場を母体として行うものだが、福島からの避難者たちが組織作り、作付け・栽培計画から携わり、生鮮野菜と酒米づくりを行うというもの。作られた野菜は現段階では福島県いわき市の2団体を通して人々に届け、酒米は津波で酒蔵を喪失し、長井に蔵を構えた酒造店に酒にしてもらう。そしてそれも福島に届ける。

福島からの避難者と長井市民と福島県民との“絆結び”をテーマとしたプロジェクト。今日第一回目の事業説明会を行い、パワーポイントを使って久々に人前で話した。福島、南相馬、浪江、富岡から避難して来た方々が聞きに来てくれたがまだまだ人手が欲しい。

レインボープラン市民農場のサポートがあるとはいえ、農業の素人集団がどこまでやれるかわからない。だが“復興は復元ではなく転換”を口先ばかりではなく行動で示したい。復興に向けてそれぞれの場所で、それぞれの立場でやれることがあるはずで自分にはこの形だったということ。

僕達が作るのは有機野菜と「甦る」という名の酒。そこには“経済よりも生命優先”というメッセージも込められている。

2012年3月11日 (日)

2012年3月11日

           

        地の塩    ジャガー&リチャーズ
     
     労働者階級に乾杯
     生まれの低い人々に乾杯
     善と悪のためにグラスを上げろ
     “地の塩”のために乾杯しよう
     兵士たちのために祈ろう
     そして彼らの骨身を削る任務について考えよう
     彼らの妻と子供たち
     家の火を絶やさぬようにし、
     まだ大地を耕している そう
     彼らの妻と子供たちのためにも祈ろう。
     
     俺は顔の無い群集を見ている
     灰色と黒と白が蠢いて
     なんだかリアルに感じられない
     とっても奇妙な光景だ
   
     労働者階級に乾杯
     数のうちにも数えられない人々に乾杯
     彷徨える百万もの人々について考えよう
     指導者が必要なのに 代わりにいるのはばくち打ちだけ
     選挙に行かない人々について考えよう
     彼らの空っぽの瞳はヘンテコなビューティ・ショウと
     灰色のスーツを着た買収人どもの行進を見つめている
     彼らに見分けられるのは
     癌と小児麻痺だけ
  
     俺は顔の無い群集を見ている
     灰色と黒と白が蠢いて
     俺には人だと思えない
     とっても奇妙な光景だ
    
     労働者階級に乾杯
     生まれの低い者たちのことを考えよう
     ボロを纏った人たちのことを考えよう
     “地の塩”に乾杯しよう
   
     労働者階級に乾杯
     “地の塩”に乾杯
     20億人の人たちに乾杯
     生まれの低い者たちのことを考えよう
     そう “地の塩”に乾杯しよう
     “地の塩”に乾杯しよう。

 
                  歌詞対訳ナヴィ村

あの日から1年、今日とある集会で午後2時46分に黙祷した。
(亡くなられた方々に改めてご冥福をお祈りいたします。)

そして被災地で、避難先で現在も戦い続ける人々のためのローリング・ストーンズ。


http://www.youtube.com/watch?v=uN4GFp_9SAg

※リンクが無効なのでURLを貼付けておきます。

2012年3月 7日 (水)

seek & find そして変身〜「よみがえりのレシピ」とエトセトラ

             


先日ワーナー・マイカル・シネマズ米沢にて「よみがえりのレシピ」を見た。
http://www.y-recipe.net/index.html

私がこの映画館を利用したのは今回が2回目で、最初は4歳の娘と2歳の息子を連れて来たのだった。「スイート・プリキュア/とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディー」を見るためだ。私は42で結婚し、二児を授かったが、もし妻と出会わなければ「プリキュア??それって喰えるのかい?」って感じだったろう。絶対。(ここは強調しておきたい所なんデス。)

私がプリキュアを見たのは娘がまだ2〜3歳の頃たまたまつけたテレビに映し出され娘が夢中になったからだが、一緒に見ているうちに私もハマった。私たち親子が見始めたのは「ハートキャッチプリキュア」のシリーズ後半からであったが、このシリーズは「seek & find」の物語であり、妖精に出会ったことでどこにでもいそうな女の子たちが「伝説の戦士プリキュア」に変身できるようになって地球の支配を目論む悪の組織と戦う。

南総里見八犬伝、村上春樹作品、スターウォーズなどなど私は「seek & find」の話しが大好きだ。

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さて「よみがえりのレシピ」である。
レインボープラン推進協議会に顔を出した際に前売り券を勧められたので購入し、見るのを楽しみにしていた。チケットと共に手渡されたチラシに感じ入るものがあったからだ。

私は原発事故後からスタートしたこのブログを通して、再三「復興は復元ではなく転換」と主張していて、それを実現する上で欠かせない“共同体の再生”や“相互扶助的なネットワークの構築”や“生命や伝統・文化の継承”の現場として相応しいのは「農業」のそれであると考えている。ただ農業に関してズブの素人の私がこの点を論じても、観念的な文字ばかりが踊ってしまい、「口先だけなら大阪城でも建つ」が口癖だった亡き恩人に天国からどやされそうで後ろめたい気持ちでいっぱいだ。

この映画はそんな私を尻目に、農のリアルな現場からの報告を交えながら、農業が大量生産・大量消費社会の要請に応えようとするあまりに取りこぼしてきた“在来作物”とそれに関わることにより豊かな関係を築く人々を描き出している。

そしてその姿が、現在の社会の在り方に再考を促しているように私には思えた。

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製作者の方々に対しては大変不謹慎な見方で恐縮だが、初めて娘・息子と見た映画がプリキュアであったこと、そしてその場所がワーナー・マイカル・シネマズ米沢であったことが影響してか、私はこの映画も途中から「seek & find」の物語として見ている自分に気が付いた。

だって、忘れさられた在来作物を探し出してくる山形大学の江頭先生やそれに手をかける事で人々の舌鼓を打ちまくるアル・ケッチァーノの奥田シェフはまるで八犬伝の丶大(ちゅだい)法師やプリキュアの妖精やルーク・スカイウォーカーを探し出したオビワンのようではないか!

「seek & find」の後に変身があり、変身した在来作物たちが戦う相手は確かにいる。それはグローバリズムの名の下で世界を単一の価値観で染め上げようとする勢力かもしれないし、豊かさを数値化しその大きさで判断しようとする私たちの中に潜む価値観かもしれない。

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それ故私は郷里の福島県いわき市が“復興事業計画の「小名浜港周辺地域の一体的な整備・再生プロジェクト」で、小名浜港背後地都市センターゾーンの開発事業計画を恊働で策定する事業協力者にイオンモール株式会社を選定し協定書を交わした”とのニュースに大変違和感を覚える。国内大資本によるショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)ではないのか?
地元商店街は大丈夫なのか?

この映画で在来作物の種を守り続けた山形県のお年寄りたちの苦労やそれによって醸成された滋味に富む食材のことを考えると、これだけの苦労や手間を放射能の測定になぞらえ、不検出の食材なら福島県民のみで美味しくいただくというしたたかさがあってもいいと思えた。(実際にそれを始めたレストランもある。)
http://blogs.yahoo.co.jp/cordonjpfs/61441979.html

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多様性こそが豊かさだと考えるに至った私にとって、この映画はあらゆる意味で大変刺激的であった。

「よみがえりのレシピ」で印象的だったのは在来種を守り続ける人たちがみな「この野菜を食べた人が美味しいと言ってくれるのが何よりも嬉しい。」という気持ちに突き動かされて栽培に取り組む姿だ。誰かを喜ばせたいという気持ちひとつで大量生産・大量消費社会と対峙してきたこの姿は今後の世界の転換を考える上で極めて象徴的だと思う。

そういえばキュアムーンライトこと月影ゆりちゃんも言っていた。
「私たちは憎しみではなく、愛で戦いましょう」と。

「よみがえりのレシピ」は愛すべき映画だ。そしてこれは日本再生のレシピ(処方箋)でもある。

2012年3月 1日 (木)

ゆとり教育と格差社会とレインボープラン

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昨日東京にいる姪が高校に合格したとの知らせを受けた。本人から携帯に電話があり、声のトーンが低かったので一瞬「もしや…」と思ったが、照れがあったのか段々と喜びの声に変わっていった。

私は20年以上この報告を受ける事を仕事にしてきたので、「喜ぶのは今日までにして明日から大学受験に向けてスタートを切りなさい。」と言おうと思っていたがなぜか言いそびれてしまった。

だが、そう言おうとしたのには訳がある。

甥や姪が学んだゆとり教育下の教科書内容は、昭和30年代生まれの半分というお粗末なもので、その指導の下、一時は大学生でさえ分数ができない、47都道府県を正確に言える者がいないと世間を驚かせたこともある。(今では当たり前になってしまったが。)

ゆとり教育が実施された当初、その導入に携わった政治家や役人が自分の子供だけは高度な教育が受けられる私立学校に通わせ、「日本でもビル・ゲイツのような一部の富裕層・エリートが国をリードし、その富を大衆に回す事で全体を豊かにする国づくりを目指している。」などと嘯いていた。

つまり、ゆとり教育は「知的格差」を前提とした政策であって、それによって発生する「経済格差」は何らかの形で解消され、富が全体にいきわたるとしていたのだ。

勿論そのモデルはアメリカにあり、多くの日本人が「個性の尊重」などというアメリカ型の美辞麗句に踊らされ「知的格差」を進行させるだけのシステムを支持してしまった訳だが、当のアメリカで昨年起きた全米デモは「富がいきわたらない」ことに対する異議申し立てであって、上記した前提など絵空事であることが証明されてしまった。

要するにゆとり教育はこの日本を、アメリカの一部投資家たちにとって支配しやすい形に作り変えるのに貢献したというわけだ。

私はこれに対抗するためにはやはり勉強するしかないと思うが、一握りの富裕層に食い込むためにそれを勧めるのではない。(子供たちだけに勧めるのでもない。)

個々の夢を実現するためにそれが必要なことは勿論、夢に破れてもそれを担保するだけの相互扶助的な仕組み作りにその知識を投入して欲しいと思うからだ。(震災と原発事故後その感は強まるばかりだ。)

上に掲載した2枚の写真は以前教科書に紹介されたレインボープランの取り組み(上が中学校地理、下が高校の現代社会)だが、今年の受験生はみなこの辺りをしっかり勉強したのだろうか?(今の教科書には出てないのかな〜?)

てなわけで姪っ子には本日改めて「喜ぶのは今日までにして明日から大学受験に向けてスタートを切りなさい。」と言ってあげた。時間が出来たら長井に来いと付け加えて。

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