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2012年5月11日 (金)

復興とは“関係”の創造

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既に破綻しているグローバリズムに変わる価値観としてFace bookでローカリズムが話題となり、その事を義父に話すと「それじゃあ、この本を読みなさい。」と手渡されたのが「内山節のローカリズム原論〜新しい共同体をデザインする」だ。

原発事故後、自然エネルギーで電力が足りるのかどうかという議論が尽きないが、私には「自然エネルギーでアメリカ発のグローバリズムが実現出来るかどうか?」といふうに聞こえてアホらしい。自然エネルギーはそれに相応しい価値観やその価値観に基づいた社会作りとセットで語られるべきものだと思う。そして現時点で私はそれを「ローカリズム=地域主義」だと考えているが、政界や経済界、大手メディアでそれを検討するような動きは一切ない。ローカリズムとは自分たちの社会や生活を「等身大に引き戻す」ことだから右肩上がりの経済成長という幻想を追い続ける彼らには“論外”なのだろう。

義父から与えられた本は今の私にとって参考になるもので、とても示唆に富んだものだった。特に私の中に引っかかった言葉は以下のようなものだ。

・コミュニティの力は外の世界と結んでこそ力がでる

・群馬県上野村の人口は1400人くらいだが、村の応援団は村の人口より多い

・日本の社会やコミュニティは自然と人間によって構成されている

・原発を成立させている構造自体を変えなければいけない

・復興の主体は地域であり、コミュニティ、共同体なのです。さらに述べれば、それらを成立させている関係自体が主体なのです。なぜなら関係に突き動かされながら関係を創造するという営みの中に復興は存在しているからです。

お〜最後のラインなどは私が関わっている「『絆』循環プロジェクト」そのものではないか。

震災・原発事故後の新しい価値観は東北から生まれる。

高い代償を払ったが無駄にはしない。

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