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2012年10月

2012年10月14日 (日)

「ブルーナイト カマクラ (ライブパーティー)」に寄せて

            

僕らの野菜を鎌倉に届けてくれている友人夫妻が、その届け先でもある鎌倉の名店「コマチーナ」&「ブルールーム」で昨夜ライブパーティーを主催した。選りすぐりのワインにおいしい食事、僕が所属していた時サークル内で結成され現在も活動を続けるスピードボールズのR&B。僕らの野菜(ブロッコリー)も調理が施された模様。

盛り上がったにちがいない。間違いない!

ネット社会には疑念がぬぐい去れない僕だが、このツールを使えば、僕らはPC内で独立国家でも農場でも何でも作れる。

数日前、会場で配布される冊子に文章を依頼されたので以下の文章を寄せた。

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復興もしくは脱原発という名のルネサンス

こんばんは、村田孝です。
昨年の原発事故後、福島県いわき市から山形県長井市に避難し、現在自分と同様に避難生活を送る福島の方々と長井市のNPO法人「レインボープラン市民農場」に借り受けて頂いた休耕地で野菜作りをしています。

長井市レインボープランは生ゴミを堆肥に変えてそれを農地に還元するという事業を市民と行政が一体となって取り組み、町づくりに活かしていることで有名な自治体です。

レインボープランは単なる堆肥作り事業ではなく
「土は過去の死体の集積であり、それに種を落とすと新たな生命が生まれる。生ゴミも捨てればただのゴミにすぎないが、市民が丁寧なゴミの分別を行い、そこに微生物という名の小さな生命が関わることで発酵され、堆肥に生まれ変わり、やがて新たな生命誕生の一助となる。」
という「生命の循環」の理念のもと、低農薬の安心野菜を市民に提供する事業でもあります。

そして、この町の手にかかると既に「棄民」とさえ言われている福島県人の僕たちも「生命の循環」に組み込まれ「新たな生命=新鮮野菜」を生み出す事ができるようです。

僕は原発事故前からその危険性については十分に理解していました。それでありながらそれが生み出す経済効果や利便性に甘んじていたという点で被害者であるばかりではなく加害者でもあったと考えています。誰に対して加害者なのか?それは「未来=子供たち」に対してです。ですから、罪深き消費生活を幸福とし、それを積み重ねた僕たち世代は新たに生まれ来る生命のための「死体の集積=土」になるべきなのかもしれません。

3.11以前の「幸福」を精査し、180°別の角度から眺めれば、それが僕の農場「福幸(ふっこう)ファーム」になります。鎌倉のみなさんがこの農場で生産された野菜を食べることは復興に手を貸すばかりではなく、復興・脱原発の名を借りたルネサンスに参加し幸福の価値を問い直すことを意味します。

昨年お邪魔したコマチーナのイベントで僕らの野菜が食べてもらえるなんて光栄です。(上野夫妻と鎌倉にはいつも感謝しております。)

今夜「生命の循環」に加わり、新たなルネサンスに是非参加して下さい。
いつかまたお会いしましょう!

2012年10月 1日 (月)

October〜対立を乗り越える声〜

反原発、反TPP,反オスプレイ、対中国、対韓国…
対立感情ばかりに煽られて感情を荒立てるのは何者かの思うつぼではないのか?
FBを見ていても自分と異なる側にいる者に対しては「呼び捨て」だし、揶揄しまくり、鬱憤ばらしのオンパレード。

僕達の目指す世界が現在よりもっと温かく、安心出来るものであるとするのなら、まずは自らがそうならなきゃと思う。

組織や国家が対立しているのをよそに個人は共感をもって結びついていく。そんなことはできないのか?

コーチングの世界では「21世紀の権威は風下に降りている」のだから、すでに権威を持たない組織や国家に翻弄されるのは古典的すぎやしないか?

「国家は国家より高いもので壊さなければならない」  By 堀川正美

国家より高い理念を個人が掲げる、そんな時代なのかもしれない。

対立を乗り越えるポジティブな声が聞きたい。

それは身近な誰かを思いやる気持ちの延長上にあるはずだ。

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