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2013年1月 3日 (木)

脱グローバリズムのための読書

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http://www.amazon.co.jp/いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」-ゆっくりノートブック-ヘレナ-ノーバーグ-ホッジ/dp/4272320351/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1357047901&sr=8-2


このブログを始めたのは原発事故からの避難生活の初期の頃で、当時は原発事故により剥がれかかった化けの皮を必死に取り繕おうとする国や経済界に対しての怒りと、事態の深刻さや真実から目をそらしお笑い芸人とグルメ番組に収束されていく世間に対しての苛立ちを原動力に文字を連ねていたように思う。

でも、読み返してみると書き連ねたことはもう白日の下に晒されていて、それなのに事態はますます自分が望んだのとは180°逆の方向へと地滑り的な勢いで向かっている。

確かにデモは起きた。政府を牛耳っているのが何者なのかも、原発の現状の深刻さも意識して探せばメディアの中でも見つける事が出来る。メディア自体のでたらめさも、TPPが売国政策であることももうみんな知っている。

でも1ミリも前には進まなかったのはなぜだろう?

大手マスメディアの誘導とネット情報の力の差、年代による意識の差などなど理由をあげたらきりはない。(今回の選挙が不正なら論外だ。)要はグローバリズムを押し進める動きに対して、それに歯止めをかける有効な一手を誰も見つけられないでいるという事か。脱グローバリズム像が明確でなければ結局人は目に見えるものや理解しやすいものに安心を求めてしまうのかもしれない。

まだ経済より生命を優先できないのでいるのだ。

ここに紹介する本は脱グローバリズムを実現するためにローカリズムを掲げるヘレナ・ノーバーグ=ホッジとスローライフの提唱者である辻信一の対談集である。

示唆に富む言葉が満載だが、それだけで終わってはいけないのだと思う。ありきたりだがここで語られる考え方を一人一人が咀嚼して少しでも行動することが必要なのだ。

私が印象に残ったのはヘレナがラダックで活動する際に実行の柱にした5つの項目だ。
① 文化への尊敬
② 地方分散型再生可能型エネルギーに基づく技術
③ 伝統的な有機農業を守る
④ 伝統工芸の奨励とそれによる現金収入の道を開く
⑤ 伝統医療を維持し伝統医療の専門家たちを保護する

ここに向かう世界的なムーブメントは既に起きている。

私は参加したいと思うがあなたはどうだろう?


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コメント


「置賜自給圏構想」をご存知ですか?
昨年の「NOSAI」(全国農業共済組合機関誌)1月号について
書いた拙文をもとにしてまとめたものです。
川西町長、飯豊町長、長井市長をお招きし、検討いただきました。
グローバリズムには「新しいローカリズム」を持って臨もうという主旨を説明し
ご協力を要請しました。
おおむね、賛同を得たように思います。
これをさらに整理して、本格的なプロジェクトチームを置賜総合支庁に設立すべく
がんばる年が今年だと思っています。
反TPPだけでは救われませんからね。
「もとにした拙文」をお送りしましたっけ?
もしまだでしたらメールでお送りしますので
ご連絡ください。
この本はぜひ読みたいと思います。

コメントありがとうございます。
自分のブログが菅野さんの目に留まっていると思うと
今後記事が書けなくなりそうです。(笑)

ご指導宜しくお願いします。
また、私のメールアドレスをFBにてメッセージしておきました。
そちらも是非お願いします。

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