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2014年2月 6日 (木)

再生を誓う酒〜2/1の「甦る」試飲会

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東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故直後、私たち家族はいわきの友人家族と共に兄が経営する宴会場の2階で避難生活をおくりました。
そのような生活の中であるとき、いわきにいる兄弟と携帯電話で連絡を取り合っていた友人から次のように伝えられました。
「栃木県に避難した知り合いの○○さんが、ガソリンスタンドで給油を拒否されたらしい。」

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受け入れ側の放射能を拒否する思いがそのような形で表れたとのことでしたが、その話しを聞いたとき、憤りと共にとても悲しい気持ちになったことを今でも覚えています。(放射能を日本中に拡散させないように極力放射性物質を外に出さない、移動させないというのは正しいとは思いますが。)

TVで暴動も略奪も起こさない被災地の東北人が世界から賞賛されている陰で、福島が災害、放射能と並んで「偏見」とも向き合わなければならないことを悟った瞬間でした。そしてすぐさま長井で過ごすこれからの生活に不安を覚えずにはいられませんでした。

一昨年からNPO法人レインボープラン市民農場の農地の一部を「福幸ファーム」とし、福島から長井に避難してきた方々と共に福島へ送る生鮮野菜と純米吟醸「甦る」(鈴木酒造店長井蔵)の酒米生産を行って参りました。そしてその過程で大変多くの方々からの支援を受け、先日2月1日(土)にはNPO法人レインボープラン市民農場の避難者交流推進事業として第2回目となる純米吟醸「甦る」の試飲会を開催することが出来ました。

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昨年以上に多くの方々に田植えや稲刈りにご参加いただいたおかげで酒米の収量が倍になったうえに味にも磨きがかかった「甦る」。当日お集りいただいた方々と升に注がれた「甦る」を味わいながら、この2年心安らかに過ごせたことを改めて実感した次第です。

長井では上記した私の不安は杞憂でした。

私が友人家族と共に避難生活を過ごした宴会場で180°異なる感情を味わうとは…。戸惑いもありますがそれは涙がでるほど嬉しい戸惑いです。

3月11日発売の純米吟醸「甦る」はもう避難者だけのお酒ではありません。

日本再生への思いとともにご賞味いただけたならこれ以上嬉しいことはありません。

長井の皆様、今後ともどうか宜しくお願いいたします。


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