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2015年8月

2015年8月19日 (水)

いらぬ邪魔立てをするな


大学生活を送るために二人に一人が奨学金制度を利用し、そのうちその制度を利用する者の7割が有利子奨学金だそうだ。返済が遅れれば延滞金も発生するということで、こんなことをやっているのは先進国34カ国でアイスランドと日本ぐらいだとのこと。

 山本太郎氏によれば、他はほとんどが給付型なのに、利子や延滞金までつけて子供の将来に借金を背負わせるというサラ金みたいなことをやっているのだそうだ。この日本は。

何てことだと思う。

以前コーチング・セッションをしている時クライアントの方が自分の職場の部下を称して「欲望が小さく何をインセンティブにしたらいいのかわからない」と話し、しかしながらセッションを続けているうちに「彼らの方がまともで自分たちのほうが異常なのかもしれない」との結論に至ったことがあった。

"キャンパスに外車で乗り込む奴がいたり、同級生の女の子がみなブランドで身を固めて教室に現れたりした時代を基準に物事を考えてはいけない。”

そんな話しをしてお互い妙に納得したし、僕らの世代の肥大した欲望は原子力エネルギーに支えられていたのだからなおさらだ。

僕の眼には現代の若者たちが身の丈に合った欲望に合わせて、慎ましく暮らしているように見えるし、少なくとも自分の20代と比べて「たまには羽目を外したっていいのに…」と思うぐらい彼らはしっかりしている。

そんな彼らが若者として当たり前の、青春時代のささやかな欲望や憧れを奪われそうだからと直感して声を上げデモすることを僕は非難できない。

学生からサラ金まがいの手法で利子を巻き上げている連中ならなおさらそのはずなのだが。

この若者たちは「いつまでもこんなことをしていたくない。早く楽しかった日常に戻りたい」と話しているらしい。

自分の感受性ぐらい自分で守ろうとしているだけなのだ。

いらぬ邪魔立てをするな。


  恋の寿命

        Galileo Galilei

もしも悲しみが爪をといで 
あなたのことを引き裂こうと近づいても 
僕がそこで 終わらせる きっとその悪夢を
楽天家気取りでいたいんだ 何気ない強さがほしいんだ
君のために 僕のために 魂だって叩き売ったっていいんだ
その覚悟が僕にはね あるんだ
それでも
君との日々がこう言うんだ
「いつかね」って 「いつなの?」って
ずっとそんな調子だった 
こぼれおちた涙を拾うよ
「どうしよう」って 「なにしよう」って 
考えてたら朝になって
こんな風に 僕らはだれていたいだけ
それじゃだめ?

日が落ちるまでには決めようぜ 
ほつれはちぎって風に飛ばそう
走っていく 走っていく スピードをあげてく この恋は
あわよくば すべてうまくいって 幸せな最後を飾るんだ
泣かないでくれ 裏切らないで 
明日もその明日も 僕のそばにいてくれ 
その覚悟が僕にはね あるんだ
それでも
君との日々が叫んでいた
「愛する」って 「なんなの?」って 
ずっと僕ら問われていて
「待ってる」って君は目を閉じてた
「どうしよう」って 「なにしよう」って 
迷ってたら朝になって
こんな風が 僕は気に入っていた
それなら
決心しよう 明日へと飛び込むように
約束しよう 二人で ここからでてく
愛の証明 さがして もつれていた糸
少しずつ僕らは ほどいてしまって

「いつまで」って 「永遠に」って 
ほんとうなんだ
でも君は笑って僕をみていた
ああもういいや なんだったっけ 話してたら朝になって
そんな風に 僕らはじゃれていたいだろ それなら
いつか向かえる恋の寿命を 先へ先へ 引き延ばして
ヴァンパイアの恋人みたいにさ
君といたい 
それじゃだめ?

2015年8月18日 (火)

九州電力の破局噴火予測

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2年前の12月に秘密保護保安が成立した時、このブログに

「成立してしまったからといって冷めて傍観したり、あきらめたりする側にまわれば、年末年始をはさんで始まる通常国会における「共謀罪創設」や、集団的自衛権の憲法解釈変更につながる「国家安全保障法」成立まではまっしぐらだろう」

と書いたらある人から

「本当にそんなことがこの日本で起こると思っているのか? お前の言うことは考え過ぎだし、これ以上不安を煽ってどうする気だ? カルトだ」と言われた。

(多分僕の不安から出てくる想像が彼には見たくも聞きたくないものだったのだろう。)

ところがまっしぐらに本当にここまできてしまい、安保法案成立が大詰めを迎えているせいもあってか、8月に入ってからテレビでは6日、9日の広島・長崎、戦後70年談話、15日の終戦記念日等に因んで先の戦争を振り返り安保法政の是非を問うといったトーンの特集番組が数多く放映されていた。

(2年前の自分の切羽詰まった気持ち(本当はずっと昔から)を今更ながら見せつけられているような感じだった。僕に先の言葉をぶつけた人はどう思っているのだろう?)

僕が気になったのは「被爆者を含めた戦争体験者の平均年齢が80歳となり、年々語り継ぐ人が減っていく中、今後どのようにこれらの記憶を語り継ぐべきか課題が取り残されています」というどこか人ごとのようなセリフ。

これまでだって皆、懸命に繰り返さないために語り継いできたはずなのに、なぜか事態はここまできてしまった。

なぜそこを掘り下げない?

語り継ぐことは悲劇を繰り返さないための十分条件であることに疑いの余地はないが、多分必要十分条件ではない。

過去の悲劇を踏まえ、そこから最悪のケースを想定しつつ、それを回避するためにどのような未来を思い描くか。そんな想像力は金勘定だけが得意になった人たちは持ち合わせてはいないようだ。

戦後70年かけて豊かさと引き換えに日本人が失ったものとはそんな想像力だろう。

世界一の安全基準とやらを満たしたという川内原発がこの間ちゃっかり再稼働したが、桜島が噴火した際の九州電力の破局噴火予測を示したマップを見ればそれは明らかだ。(川内原発を記す黄色い四角マスにだけは被害が及ばないそうだ。)

語り継がずともまだ記憶に新しい原発事故でさえまた繰り返そうとしているではないか。

再び原発事故は起こるだろう。その時この予測マップを見てまた「想定外だった」と言うのだろう。

そんな連中を相手にしているのかと思うとなんだか馬鹿馬鹿しくなる。


2015年8月 6日 (木)

ウチの畑

      

行こう 行こうよ
行こう 行こうよ
ジュニアズ・ファームでゆっくりしよう
下流の暮らしでも上流の暮らしでも
そんなことはどうでもいいんだ
僕を連れて行ってよ
ジュニアズ・ファームまで

by ポール・マッカートニー


11813338_686018278169410_3676469070今年ご近所のお二方から畑をお借りして自家用の葉もの野菜や根菜やらを栽培している

栽培していると言っても種をまいたり苗を定植してからはほとんどほったらかしだから偉そうな事は何も言えなし書けない。

畑を見るとその人の性格が分かってしまうから、自分の本性を通りすがらに地域の方々に晒しているようでなんともばつが悪い。

だが、そんな畑でも枝豆が食べきれない程とれたり、怠けて気が向いた時だけの収穫作業だから基準よりはるかに大きくなったり形が悪いナスやキュウリとはいえ子供たちが笑いながら噛み付いたりしているの見ているとそれはそれで楽しいものだ。

先日、娘と自転車で近所を乗り回していたら

「お父さん、喉が乾いたから…」

と言うので多分自販機でジュースでもねだるのだろうと思ったら(でも近所に自販機ないけどね。)

意外にも

「ウチの畑の脇を通ったらトマトとって食べていい?」と言う。

ただそれだけ。ただそれだけでなぜかここに来て良かったって思えた。

今日もまちにでてクロネコに配送物を届けに行ったら妻が携帯に電話をかけてきて

「まちまで行ったならついでに長ネギを…」

と言うので多分スーパーで買って来いと指示命令を下すのだろうと思っていたら

意外にも

「ウチの畑から2、3本とって来てくれない?」と言う。

いいね、いいね、ヨッちゃん、分かってきたじゃないか。

最近の会話の中で一番イカしてたぜ!

ってことで僕は調子に乗り家族全員に明日朝、村田家大芋掘り大会を呼びかけたところ。

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倉庫の片隅転がっていた昨年のジャガイモ(きたあかり)の芽きりをして苗を仕立て、定植して育てたもの。(みなあまりやらないみたいだけどレインボープラン市民農場仕込みの栽培方法!種芋が買えない時、少ない時にこの方法はイイ!)

今日試しにまた少し掘ってみたらさ、いいんだこれが、なかなか。

アキ、ハル、今日は早く寝て明日の早朝芋掘りにに備えなさい!

そいつでお母さんにポテトチップス作ってもらおうぜ!

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