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2016年2月 2日 (火)

スマイルふくろうプロジェクトのこと

       


トムは言った
「ママ、暗がりを探してみてくれよ。
警官が俺の仲間を殴っているところに、
腹を減らした子供が泣いているところに、
差別や憎しみが生みだす争いの陰に、
ママ、俺はそこにいるよ」

「誰かが自分の自由を守るため、
日々の糧を、救いを求めて立ち上がっているのを見たら、
彼らの瞳をのぞいてみるといい、
ママ、俺はそこにいるよ」
(ブルース・スプリングスティーン「ゴースト・オブ・トムジョード」より)

東日本大震災&原発事故から間もなく5年がたとうとしている。
君はその後の生活で何が変わった? 何を変えた? そして僕は?

今なお約10万人が避難生活を送る一方で、TVの中だけを眺めてみれば、芸能スキャンダルや汚職事件を尻目に原発は再稼働されてしまい、みなリオや東京オリンピックをダシに一儲けすることばかり考えているように見える。

お偉方にとって復興は震災&原発事故前の「復元」であり「転換」ではなかったようだ。

そんな中、友人夫妻が福島県二本松市岳温泉のふもとの仮設住宅にて避難する浪江町の方々のためにあるプロジェクトを立ち上げた。

(詳しくはこちらのブログをどうぞ)
http://palavas.dreamlog.jp

「スマイルふくろうプロジェクト」と名付けられたこのプロジェクトはこの仮設住宅に避難生活を送る方々が作った「ふくろうのお守り」を販売し、この方々の生活に役立ててもらおうというもの。

僕の周りには草の根でこのような活動に取り組む方々が大勢いてそのことに勇気をもらうことが多い。

早速僕もお預かりしている受験生たちこのお守りを送り、話しをしてあげようと思う。

「悲劇に遭遇し苦境に立たされたとき程、誰かのためにつくすべきだ。僕が3.11から学んだことの一つだ」と。

昨年悲しい出来事に見舞われた友人夫妻もこのことを知っていたようだ。

このアクションに拍手を送りたい。

間もなく5年目の3.11を迎える。


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※動画

How Can a Poor Man Stand Such Times and Live?

                              by ブルース・スプリングスティーン

医者がここへ明るい顔をしてやってくる
彼は言う「もう少ししたらよくなるよ」
彼がくれるのはインチキ薬と一服の鎮静剤と馬鹿でかい請求書
いいかい、どうして貧乏人はこんな時代に耐え、生きることができる?

彼は言う「私と友だちは学生時代、この町では本当にいい思いをした
あんたたち貧しい黒人に起こったことは、実にきのどくだ」
彼はあたりを見回し「いつでも手を貸すよ」と社交辞令を言い、出て行った
いいかい、どうして貧乏人はこんな時代に耐え、生きることができる?

運河には死体が浮かんでいる、堤防はどこも決壊した
マーサ、俺の16口径と濡れてない銃弾を取ってくれ
持てる者は町を出て、持たざる者は逃げられず溺れ死んだ
いいかい、どうして貧乏人はこんな時代に耐え、生きることができる?

家族はテキサスから遥かバルチモアまでばらばら
もうこの世に家と呼べる場所もない
最後の審判の時がくる、確かに、正義の汽車がやってくる
いいかい、どうして貧乏人はこんな時代に耐え、生きることができる?

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